国産車アルバム(MサイズのSUV)

2017年度に新たにデビューする車、フルモデルチェンジ、マイナーチェンジを実施する国産車のうちミドルサイズのSUV車をご紹介します。

  • トヨタ C-HR

トヨタ C-HR

2016年11月9日 新規デビュー

コンパクトでも広々&ダイナミック

この室内の解放感は軽自動車では味わえない

ミドルサイズ SUV

そう考えると、クラス最後発のC-HRには「満を持するにもほどがある?」との ツッコミを入れたくもなるが、コンパクトSUV市場は日々進化しているし、 C-HRも企画構想の途中からプラットフォームをTNGAに切り替えるなど、 そこには「是が非でも世界の頭を獲る!」という野望があったればこそじっくり開発された・・・という理解も可能ではある。

C-HRは立体駐車場対応の低全高ボディ(FF車)で、リアドアハンドルを隠し ノブとしたハッチバッククーペスタイル。開発キーワードはずばり「カッコと走り」だそうで、室内空間や積載性、乗降性、視界性能などは 最低限割り切った・・・と開発陣も明言しています。

最小5Rというシャープかつ複雑なプレスラインを、この価格で実現するのはさすがのトヨタクオリティ というほかない。  ただし、そのボディサイズはコンパクトSUVとミドルSUVの中間的なもので、 独特の閉所感や荷室フロアの高さなどのツッコミどころはあるにせよ、 絶対空間の広さや使い勝手はコンパクトSUVとしては意外なほど高いレベル にある。

日本仕様のパワートレーンはひとまずプリウス譲り1・8Lハイブリッドと オーリス譲りの1・2Lターボ4気筒の2機種。価格はハイブリッドのほうが 高いが、動力性能に実質的な差はほとんどありません。

またハイブリッドFF専用、1・2Lターボが4WD専用・・・と明確に差別化されることもあって、 両パワートレーンでどっちが上級というわけでなく、キャラ違いの並行 ラインナップと考えたほうが実体に近い。装備グレードも手頃な「S]系と 上級の「G]系がそれぞれに用意される。

C-HRは前衛的なデザインに加えて、走りでも「新しいトヨタ」のイメージ 牽引役でもあるという。なるほど、まるで路面から浮遊したようなフラット 姿勢のまま、ステアリングだけで正確かつグイグイ曲がっていく所作は、 これまでのトヨタのイメージとは異なる。

しかし一方で、これだけの姿勢安定性を担保しつつ、路面の凸凹を柔らかに 吸収するアタリの柔軟さは、いい意味で相変わらずのトヨタテイストでもある。 同時に、山坂道でクリップを射抜ける視界性能や、都会の喧騒で小気味よく 立ち回れる小さな回転半径も、技量や年齢を問わない使いやすさを目指して きたトヨタの伝統に合致する美点だ。

本体価格は全グレードで200万円台後半。コンパクトSUVとしては大きめ のボディサイズに加えて、価格設定も高めなのは事実。ただし、C-HRは トヨタ最上級の事前察知安全装備「トヨタ セーフティ センスP」や エアーバッグの類が全車フル装備となっており、実質価格はクラスでも 割安の部類に入る。

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